家庭教師とは|知っておきたい4つの基礎知識

家庭教師とは|知っておきたい4つの基礎知識


はじめに

「家庭教師に興味はあるし、ママ友から『家庭教師良いよ!』と聞いている」
「子どもの友人が教えてもらっていたりはするけれど、実際には自分の家では雇ったことがない」
「家庭教師について具体的なイメージが持てない」
「家庭教師に教えてもらっている友だちも、塾に通っている友だちもいて、家庭教師と塾の話を聞いているけれど、どっちにしようか迷っている」

など、家庭教師について悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか?

この記事はそんな方々に向けて家庭教師についての基本的な情報をまとめた記事となっています。

家庭教師のメリット

ご存知のとおり、家庭教師は、教師が自分に寄り添ってくれることでプライベートな指導を受けることができます。ここでは、家庭教師のメリットについて3つの側面からご紹介します。

この子が「分かるまで」「次はどうすれば分かるかまで」教えてもらえる

・分かるまで教えてもらえる

学校の授業や塾の集団授業では、先生1人がたくさんの生徒を教えるため一人ひとりに合わせて授業を進めることができません。

そのため、「授業中に分からないことがあっても、質問することが恥ずかしい」と思ったり、「自分が質問して授業を止めてしまうとほかの生徒に申し訳ない」と思ったりして、わからないところをすぐに質問できず、理解できていないところがあるまま授業が進んでしまうと感じる方も多いでしょう。分からないまま授業が進んでしまって、その先の内容も理解できずに大きな苦手となってしまっては大変です。

しかし、家庭教師はこのような問題はありません。学校や塾の集団授業と違って、マンツーマンで教えてもらえるため、周囲を気にすることなく、分からないところがあったらその都度質問をすることができ、理解するまでじっくり教えてもらうことができます。自分に寄り添ってくれる教師から自分のペースに合った指導を受けることができるのです。

・勉強方法も教えてもらえる

家庭教師は、知識や受験テクニックだけでなく、勉強計画の立て方や時間の使い方など、勉強方法まで丁寧に教えてもらうことができます。マンツーマンで教えてもらえるため、一人ひとりの生活や性格にあった勉強方法を教えてもらえるのは大きなメリットです。

しかも、家庭教師と一緒に自分にあった勉強方法を考えることで、自分自身の生活や苦手教科などについて自主的に考える機会にもなります。これにより、自分自身で考えて学ぶ力や家での学習習慣が身につきます。自分で考えて学ぶ力は、勉強面だけでなく、今後の人生のあらゆる場面において役立つ財産となります。

それぞれの子ども・家庭の事情に合わせたぴったりの指導が受けられる

・生徒一人ひとりの学力レベルに合った指導が受けられる

学校や塾の集団授業を受けている人の中には、「授業が早くてついていくのが大変」と思っている方や、「授業が簡単すぎてつまらない」と感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか?

家庭教師はこうした不満を持っている方にも対応することができます。生徒一人ひとりのレベルに合わせた指導が受けられるので、集団授業についていくことが大変な人は、より基礎的な内容から始められますし、授業がつまらないと感じる人は、どんどんハイレベルな先取りをすることができます。また、苦手科目を重点的に学習するなど、科目によって進度やレベルを調整することができるのも大きなメリットです。

・場所や時間の融通が効く

塾と違って、家庭教師は指導場所や時間を相談してその都度決めることができます

例えば、「テスト前なのでいつもより多めに指導してほしい」「部活があるので夜遅くに指導してほしい」「旅行に行くので次の週に振替授業をしてほしい」といった要望に合わせることができます。

また、オンライン指導を使えば、居住地に関係なく自分にあった先生の授業を受けることができます。このように、それぞれのお子さん・ご家庭の事情や予定に合わせて柔軟に指導が受けられます

人と人との信頼関係に基づいて勉強できる

・本当に信頼できる先生を選ぶことができる

みなさんの中には「こんなに頑張っているのになかなか成績が伸びない」という悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないのでしょうか。

成績が伸びるかどうかは読者のみなさんやお子さんの努力だけでなく、先生の力量や、お子さんが先生を信頼できるかどうかにもかかっています。「この先生の言うことなら素直に信じてもいい」そう思えたときに成績はグンと伸びるのです。

つまり、いい先生と巡り会えるかはとても重要なのです。先生との出会いを運だけに任せてしまっていいはずがありません。

家庭教師は、ご家庭の要望にあった先生を探せるので、みなさんやお子さんが本当に信頼できると思う先生を選ぶことができますし、必要に応じて先生を変えることもできます。

・憧れの存在ができる

家庭教師はみなさんやお子さんをマンツーマンで指導するので、塾や学校の先生よりも身近な存在となり、時として兄や姉のように慕うことができます。勉強を教えるだけでなく、学校生活や将来の話などを通して、人生のモデルケースを見つけることにつながります。家庭教師がみなさんにとって憧れの存在や目標となると、それだけで勉強のやる気が出て、みなさんにいい影響を与えてくれるでしょう。

・どんなことも相談しやすい

みなさんやお子さんの中には学校生活でさまざまな悩みを抱えている方も多いと思います。家庭教師は学校から少し離れた存在なので、友だちなどに普段言いにくいことも相談しやすいです。

また、学習面だけでなく、試験の乗り越え方など、メンタル面のサポーターとしても機能します。このように、相談相手にもなることで、みなさんやお子さんの不安や悩みなどを和らげことになり、勉強に集中しやすい心の状態を作り出すことができます。

家庭教師と個別指導の違い

マンツーマンであることを家庭教師のメリットの一つにあげましたが、みなさんの中には個別指導塾も一人ひとりに合った指導が受けられるのではないか、と思った方もいるのではないでしょうか?

ここでは、それぞれの違いを考えます。


先生が選べる先生の独占分かるまで教わる内容のカスタマイズ時間の融通価格帯気分転換先生の個人差
家庭教師
仲介なら、先生の希望を伝えたり、先生交代ができる

自分の理解度に責任をもってみてくれる

分からないときには授業の追加もその場でできる

先生への要望で自由自在

先生との相談次第、仲介なら、時間が合う先生を希望できる
◯-×
通常の学習塾より高い程度だが、プロ家庭教師は非常に高額。逆に時間数が少なければ安い。
△-◯
カフェなどでの授業であればできる
×
先生個人の経験や知識による影響が大きい


個別指導塾
基本は選べない

一人の先生が複数の生徒を同時期に担当することが多い

単なる宿題対応や、レベル別の既存のカリキュラムに沿った指導であることが多く、本当の意味では「個別指導」とはいえない対応が多い

単なる宿題対応や、レベル別の既存のカリキュラムに沿った指導であることが多く、本当の意味では「個別指導」とはいえない対応が多い

通塾の時間がかかり、塾の営業時間に合わせる必要がある
△-×
通塾日数によって非常に高額になる場合もある

通塾により気持ちの切り替えややる気が出る効果がある

教材やノウハウが塾ごとにストックされている場合もある

家庭教師と個別指導の一番の違いは、家庭教師の方がみなさんやお子さんにぴったりの指導が受けられる、ということです。

個別指導塾は一人の先生が複数の生徒を同時期に担当することが多く、生徒一人に対する注意力やエネルギーが分散してしまうことがあります。加えて、単なる宿題対応やレベル別の既存のカリキュラムに沿った指導であることが多く、その生徒に本当にあった指導ができているとは限りません。

一方で、家庭教師はみなさんの理解度に責任を持って指導してくれて、その都度柔軟に内容を変更しながらわかるまでじっくり教えてもらえます教科ごとのレベルや指導時間を変えてもらえるなど、みなさんの希望に沿った指導を受けることができることも利点でしょう。

また、個別指導塾と違って家庭教師は自分で先生を選んだり、先生を変更することもできます。

しかも、どちらも時間数を増やせば高額になりますが、時間数を少なくしたり、契約内容が柔軟であったりすることによって、個別指導塾よりも安くなることも多いというメリットがあります。

ただし、先生個人の経験や知識によってわかりやすさや柔軟さなどが変わってしますので、教材や指導方法が決まっている場合のある個別指導塾の方が先生の個人差が少ないです。

家庭教師の種類

家庭教師について調べたときに、さまざまな会社や形態があって違いがわかりづらい、と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それもそのはずで、一口に家庭教師と言っても、契約方法や会社の方針によっていくつか種類があります。

ここではそれぞれの違いについてご紹介します。

仲介と個人契約、さらには塾型、それぞれのメリット・デメリット


目標へのサポート力トラブル対応先生を探す手間先生の力量事務負担料金契約の柔軟性
仲介
授業の必要性は自分で判断しなければならず、新しく先生を紹介してもらうのみ

トラブルが起こりにくいトラブルが起きても会社が仲裁をしてくれる

先生を簡単に選ぶことができる先生を探す手間が要らない
◯-◎
会社の選抜をクリアしていること、トラブル処理や事務に時間を使わなくてよいということから、一定の優秀な先生がいる

契約や請求など事務は全て会社がやってくれるが、スケジュール調整、授業管理は先生と家庭で負担することがほとんど

入会金や在籍料などが必要な場合がある
×
契約や料金は会社が用意した形に合わせなければならない
個人契約×
授業の必要性は自分で判断しなければならず、必要な時間数が増えたり教科が増えたりしたとき、教えてもらっている先生でカバーしきれない要望には新しく先生を探す必要
×
トラブルが生じやすいトラブルの解決が困難
×
先生を自分で探さなければならないので、実は条件の合う先生を見つけることが難しい(融通がきかない)
△-◎
適当に指導される場合が多く、その場合も先生に言いにくいが、とことん探せば運命の先生に出会えることもある
×
交渉、契約からスケジュール調整、授業管理、請求作業、説明責任まで、日頃の事務を全て自分でしなければならない

余計な手数料がかからないので安い

契約に融通が効きやすい
塾型家庭教師
どんな先生からの授業がどれだけ必要かまで塾が判断して提案してくれる

仲介会社と同じ

仲介会社と同じ
◯-◎
仲介会社と同じ

全て会社負担でやってくれる
×-◯
「ぼったくり」と思える高額な塾もあるが、様々なコースがあり安くなることもある
△-◎
仲介と同じく一律な会社もあるが、勉強計画を一緒に考えてくれるなど、多彩なプランで個人契約以上の柔軟性がある会社も

家庭教師の契約の仕方には、仲介会社を通して契約するものと、ご家庭と先生個人が契約を行う個人契約があります。また、塾型の家庭教師といった塾に近い形の家庭教師もあります。

個人契約では契約自体が曖昧になってしまっていたりして、突然のキャンセルや中途解約のときなどにお金のトラブルが発生したり、経歴が違っていたりするなど、先生とご家庭の間で信頼関係を維持しにくい問題があります。

一方で、仲介会社を通すときは、さまざまなケースを想定した契約を結ぶことができるのでトラブルが起こりにくいですし、トラブルが起こってしまっても会社が仲裁してくれます。ただし、契約は会社に合わせた形にしなければならないことが多いですし、料金も多少高くなります。

また、せっかくお金を払ってもらったのに、みなさんやお子さんの成績がまったく上がらなかったり、先生に責任感がなく遅刻や無断欠席が多かったりしたら大変です。

個人契約は、先生を自分で探さなければならないので、運命の人に巡り会えれば幸せですが、条件が合い、しっかり指導をしてくれる先生がなかなか見つからないことが多いです。加えて、間をとりもってくれる第三者がおらず、自分で全ての連絡をしなければならないため、適当に指導されてしまった場合に先生に言い出しにくくなってしまいがちです。

その点、仲介や塾型では会社に要望を伝えればそれにあった先生を紹介してもらえるため、先生を探す手間がなく、一定の指導力がある優秀な先生が見つかりやすいです。

塾型は、高額な費用を請求してくるところもありますが、うまく選べば、個人契約よりも柔軟なプランや、ただ紹介するだけではない目標に向けた丁寧な指導で、合格まで一直線の十分なサポートが受けられるかもしれません。

プロ家庭教師と学生家庭教師、それぞれのメリット・デメリット


メリットデメリット
プロ家庭教師指導経験が豊富授業料金がとてつもなく高い
学生家庭教師生徒と歳が近く親しみや憧れを持てる大学の情報についても詳しい大学の試験や帰省など、教師側の都合で指導ができない場合がある

家庭教師にはそれを生業しているプロ家庭教師と、学校に通いながら働く学生家庭教師があります。

ますはプロの家庭教師についてご紹介します。プロ家庭教師のメリットは指導経験が豊富で、レベルの高い指導を受けられるということです。長年指導を行いたくさんの生徒を担当してきているので、生徒に合った指導方法を心得ています。どうしたら成績を伸ばすことができるか、子どもの性格に合わせて教えられるでしょう。また、受験情報も豊富なので志望校を選ぶときにも役立ちます。一方で、学生と比べて費用が高くなってしまいます。また、子どもと年齢が離れている場合も多く、子どもがなじみにくいというデメリットもあります。

次に学生家庭教師についてご紹介します。学生家庭教師のメリットは子どもと歳が近いため、子どもが親しみを持ちやすく、兄や姉のような存在になったり、相談をしやすいことが挙げられます。また、現在大学に通っているので、大学の情報についても詳しく、子どもが進学後のイメージを持ちやすくなります。一方で、大学の試験や帰省など、教師側の都合で指導が受けられない期間があることはデメリットでしょう。

オンライン家庭教師

まだ馴染みのない方も多いかもしれませんが、オンライン家庭教師という選択肢もあります。近年のインターネット環境の普及によりオンライン上で授業が受けやすくなりました。

オンライン家庭教師のメリットとしては、場所に縛られずに希望に合う先生を選ぶことができることでしょう。

例えば、地方に住んでいる方も東大生や京大生の授業を受けることができます。また、地域によっては「近くに家庭教師をしてくれる人がいない」「家から通える範囲に塾がない」という悩みを抱える方もいらっしゃるでしょう。オンライン家庭教師は場所に関係なく自分にあった指導が受けられます

家庭教師はこんな方におすすめ!

これまで、塾や学校と比較したりしてさまざまな視点から家庭教師について考えてきました。家庭教師の特徴や種類を踏まえると、特に次のような方におすすめです!

・部活動が大変で塾に行く時間がない、近くに塾がない・授業についていけないので、基礎的なところからじっくり教えてほしい

・授業についていけないので、基礎的なところからじっくり教えてほしい

・基本は自分でできるので、わからないところや発展的な内容を教えてほしい

・知識だけでなく、勉強方法や大学のことも教えてほしい

・自分の志望校に合格した先生に教えてもらいたい・勉強面はもちろん、試験・受験の乗り越え方なども相談して精神的な支えになってくれる先生に教わりたい

おわりに

私たちは、みなさんが家庭教師についての知識を持ったうえで、家庭教師をうまく活用して成績を伸ばしたり、合格に近づいたりしてほしいと思っています。「東大家庭教師研究所」は、今後もみなさんに役立つ情報をまとめていくので、ぜひチェックしてくださいね!

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